全社員から愛されるオフィスの黒一点は、 コミュニケーション重視の若きボス。
薬を開発する最終段階で、人を対象に効果や安全性を調べる「治験」。「CRS研究所」は、治験を行う病院をサポートする「治験実施施設支援機関(SMO)」です。専門分野が婦人科を中心としているため、社員は代表取締役の植草友幸さん以外の8人全員が女性。仲が良く、オフィスは明るい雰囲気でいっぱいです。それもそのはず、同社が社員に第一に求めるのは「コミュニケーション能力」なのだそう。もちろん専門性は必要ですが、「治験は病院ぐるみで行われています。だから対応するスタッフは医師から総務まで全部署とのやりとりが必要なんです」と話します。また「社員を怒ったことはない」という植草さん。ボスとしては異例の発言に思えますが、「でも話し合いはいーっぱいしてますよ」と、とにかく”コミュニケーション”で解決するのが基本姿勢のようです。社員旅行もこぞって参加の同社。「ディズニーランドも行きました。ミラコスタって、なかなか取れないホテルなんですよ」とうれしそうに語る植草さんに、そのホテルを予約したのは?と尋ねると「もちろん僕です!」。そんなところも皆に愛されるポイントなのかも知れませんね。